地域振興研究 ---掲載の趣旨---                       |戻る| 

 


 地域開発の目的には、地域の振興を図ることが第一義にあげられるでしょう。雇用の創出、高度教育機関の整備、商業の活性化など、その内容は多岐にわたると考えられます。


  一方、それぞれの地域は、地理、気候、インフラなどの特性を持っており、それぞれ、産業などの立地ポテンシャル(潜在的な可能性)は異なります。例えば、将来的に高速交通網の結節点となる場所、広域的な集客が可能な場所、研究者が研究活動に没頭できる環境をもつ場所、ハイレベルの人材が集まる場所、立地的には不利だが国のインフラ投資がなされる場所などです。


 地域開発の基本は、その場所にどのような機能の立地ポテンシャルがあるのかを見極め、それを踏まえた計画づくりと、ターゲットを絞った誘致活動など事業化の推進を行うことが必要です。


 このため、ここでは、マクロにみた産業立地ポテンシャルの研究や具体的な地域におけるケーススタディなど、これからの地域開発を考える上で必要となる基礎的な研究結果を掲載します。
 
また、マクロの検討のために必要となる基礎的なデータもあわせて掲載します。